運転免許再取得はどうやるの?
A.運転免許の再取得は、失効してからの期間や免許の区分・種類によって違ってきます。このページではおもに免許の有効期限が切れてから6ヵ月以内のケースで説明します。
運転免許の失効について詳しく知りたい方は「Q.運転免許の更新を忘れるとどうなるの?」をご覧ください。
このページの読みたい項目からどうぞ
運転免許の再取得はどこでするの?
都道府県によって違いますが、再取得の手続きは警察署ではおこなっておらず、運転免許試験場・運転免許センターのみの場合があります。
手続きをする際は手続きの前に、警察署・運転免許センター等で確認しましょう。
それぞれの都道府県の運転免許証の詳しい手続き方法については各都道府県の手続き方法ページをまとめたこちらをご覧ください。
運転免許の再取得に必要な持ち物・書類は?
再取得に必要な持ち物・必要書類は、都道府県、運転免許の区分、運転免許の種類によって違っています。警察署や運転免許センターで確認してから行くようにしましょう。
失効した運転免許証
有効期限が切れてしまった運転免許証です。
本籍が記載された住民票
必ず本籍(国籍)が記載された住民票を用意しましょう。再取得は自分の住民票がある都道府県でできますので、本籍地まで行って再取得する必要はありません。
住民票は写しを持っていきましょう。コピーではいけません。
申請用写真
縦が3.0cm、横が2.4cmのサイズです。胸から上がきちんと入り、メガネの有無は自由です。
申請用写真について詳しく知りたい方は免許証の写真について詳しく説明したページをご覧ください。
やむを得ない理由を証明する書類
やむを得ない理由があった方は入院証明書・診断書や、出入国記録が押印されているパスポートなどのやむを得ない理由を証明する書類が必要になることもあります。
あらかじめ確認しておきましょう。
再発行手数料(費用・料金)
再発行に必要な手数料(費用・料金)は都道府県、運転免許の区分、運転免許の種類によって違っています。
警察署や運転免許センターで確認してから行くか、少し多めにもっていくと安心でしょう。失効して6ヵ月以内の人であれば5,000円前後です。
その他のケース
住民基本台帳法の適用を受けていない方は、旅券等(掲示のみ)と免許申請上の住所に滞在していることを証明する書類(寄宿先の世帯主・ホテルの支配人の証明等)を求められることもあります。
運転免許の再取得当日の流れって?
運転免許を失効しているので、運転免許試験場・運転免許センターへは公共交通機関を使っていきましょう。くれぐれも車を運転して行かないように気をつけましょう。
何時に受付できるか確認しましょう
運転免許の再取得は免許の更新と違い、いつでも受付してもらえるわけではありません。手続きできる曜日・時間などが決まっています。
あらかじめ運転免許試験場・運転免許センターに確認しておくことをオススメします。
各都道府県の運転免許試験場・運転免許センターの情報、連絡先については「全国の運転免許試験場・運転免許センターについて」をご覧ください。
運転免許センターではなにをするの?
都道府県により手続きが前後したり、必要書類が違う場合があります。一つの例として説明します。
- 書類を作成します
- 手数料を支払います
- 適正検査(視力検査)を受けます
- 受付をします
- 講習を受講します
- 写真撮影をします
- 新しい運転免許証を受け取ります
運転免許証返納届・アンケート・講習調査票 などの書類を作成します。
2時間の講習を受けるケースがほとんどです
新しい運転免許証は当日その場で発行され、手渡されます。新しい免許証を受け取ったら、その場で内容をよく確認しましょう。
運転免許の再取得は更新や再発行とはなにが違うの?
特に理由もなく運転免許を失効した場合の再取得では、以前ゴールド免許だったとしても引き継がれることがありません。再取得後は青色免許になり、次回の更新が3年後になります。
そして次回の更新時に受ける講習が、初回更新者向けの2時間の講習を受けることになります。
交通違反の経歴や点数はどうなるの?
交通違反の経歴や点数は過去のものが引き継がれます。初心者になってすべて消えることはありません。
また初心者の場合、1年以内に3点の違反をすると初心運転者講習の受講対象となりますが、再取得の場合はあてはまることはありません。
交通違反や点数については、初心者扱いされずに以前のものが継続されると考えましょう。