自動車重量税とは
A.自動車重量税とは、自動車の重量に対して課せられる税金です。自動車重量税は新しく車を登録する新規登録や、継続審査(車検)のときに納めます。
原付と新車登録時のみ納める軽二輪車以外は、車検のたびに納める必要があります。
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自動車重量税の課税額はいくらなの?
自動車重量税の税率は車の重さによって異なり、税額は年額で定められています。
軽自動車の場合の課税額はいくらなの?
乗用車が車の重量(車両重量)に対して課税され、トラック・ライトバンは車両総重量(車両重量+最大載積量+乗車定員の重さ)に対して課税されます。軽自動車は定額となっています。
課税額は乗用車の場合500kg(0.5t)、トラック・ライトバンの場合は1,000kg(1t)ごとに区切られています。基準重量の端数は切り上げで算出しますが、10kg未満の場合は切り捨てになります。つまり乗用車の場合は500kg、トラック・ライトバンの場合は1,000kg以上超えると次のランクの重量税額になります。
軽自動車の場合は、車両重量に関係なく定額となっています。
二輪車の場合は、検査を必要としない軽二輪車(排気量が0.126リットル以上~0.250リットル)では新車届出(登録)時に一回限り定額で納めます。検査(車検)がある小型二輪(排気量0.251リットル以上)では車検の有効期間分を新車登録時や車検時に定額で納めます。
原付(排気量0.125リットル以下)では自動車重量税を納める必要はありません。
自動車重量税一覧表
車両重量 車両総重量 |
3年 | 2年 | 1年 | |
乗用 乗車定員10人以下 | 0.5t以下 | 18,900円 | 12,600円 | 6,300円 |
0.5~1t | 37,800円 | 25,200円 | 12,600円 | |
1~1.5t | 56,700円 | 37,800円 | 18,900円 | |
1.5~2t | 75,600円 | 50,400円 | 25,200円 | |
2~2.5t | 94,500円 | 63,000円 | 31,500円 | |
2.5~3t | 113,400円 | 75,600円 | 37,800円 | |
トラック ライトバン | 1t以下 | – | – | 4,400円 |
~2t | – | – | 8,800円 | |
~2.5t | – | – | 13,200円 | |
~3t | – | – | 18,900円 | |
~4t | – | – | 25,200円 | |
軽自動車 | – | 13,200円 | 8,800円 | – |
小型二輪 | – | – | 5,000円 | 2,500円 |
自動車重量税の納入方法
どうやって自動車重量税を納入するの?
乗用車の新車購入時には、次の車検までの3年分をまとめて前納します。その後は2年ごとの車検時に、2年分ずつ納めます。
トラック・ライトバンの場合も乗用車と同じように車検の有効期間分を納めます。新車購入時は2年分、その後の車検有効期間は1年なので、1年分ずつ納めることになります。
軽二輪車は新車届出時に1回だけ納めます。小型二輪車は新車登録時に2年分前納し、その後は車検時に車検有効分を納めます。
中古車の自動車重量税はどうなるの?
車検期間が残っている中古車は、次の車検までの重量税がすでに納められているので取得時に重量税を納める必要はありません。残存期間分を負担する必要もありません。
車検期間があるのに車を解体する(解体届出を提出する)ときは、すでに納めた重量税が還付されます。ただし一時抹消登録では支払った重量税は還付されないので気をつけましょう。